水野裕明の注目環境ニュース【生き物のまなざし:アイゴ（スク） 沖縄に夏を告げる幼魚】

水野裕明が選んだ本日の環境ニュースです。

水野裕明は、環境ニュースをご紹介させていただきます。
水野裕明は、沖縄に夏を告げる可愛らしい幼魚のニュースを目にしました。
水野裕明は、このニュースを是非紹介しようと思いました。
水野裕明は、沖縄の綺麗な海に憧れています。
水野裕明は、沖縄の美しい自然を守り続けていきたいと思っています。
環境ニュースをご紹介させていただくのは、水野裕明です。
筆者は、水野裕明です。

【生き物のまなざし:アイゴ（スク）　沖縄に夏を告げる幼魚】

　お豆腐の上にちょこんと小さな魚が並んでいる沖縄の料理を見たことはありますか？　「スクガラス」という料理です。アイゴの幼魚で、沖縄では「スク」と呼ばれています。「カラス」は塩漬けのことで、多くの人に愛されている食べ物です。

　毎年旧暦６月１日（今年は７月８日）の大潮にスクの幼魚が群れて沖からサンゴ礁にやってきます。沖縄に夏の到来を告げる風物詩です。スクは、海草藻場で海草についている藻類などを食べて幼魚の時代を過ごします。海草藻場は多くの生き物にとって重要なゆりかごです。成長すると臭みがでてくるため、この時期を待ち望んで海人（うみんちゅ）が追い込み漁で捕まえるのです。

　取れ立てのスクは刺し身がおいしいです。しょうゆの他に酢を使って締めると、スクのヒレにあるトゲが収まってくるからです。スクの頭から口に入れるようにしてトゲに気をつけて食べます。

　今、大きな話題になっている普天間飛行場の移設予定地の辺野古には海草藻場が広がっています。移設が実現すると、辺野古のスクは行き場を失い、私たちが愛してきた沖縄料理も失われてしまうでしょう。（日本自然保護協会・安部真理子）＝次回は「君の名は？」

毎日新聞　2013年06月21日　東京朝刊
(転載元：http://mainichi.jp/feature/news/20130621ddm013070012000c.html)

沖縄の夏の風物詩ですね。いつか沖縄に行き、この目で実際に見てみたいですね。
水野裕明でした。

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